新サービスの開発について

税理士コミュニティの内藤です。

私が会計業界の門を叩いたのは、2012年11月に入社した税理士法人YFPクレアの営業部門の責任者として船井総合研究所のメンバーと一緒に奮闘しました。当時は、まだまだ会計事務所の営業というのは認知も低く、いろんな苦労がありました。飛込営業ではお客様に怒られたり、DMを出せばクレームの電話を頂いたり、失敗の連続でした。ですが失敗から多くを学び、会計業界の営業はＰＵＳＨ型の営業ではなく、ＰＵＬＬ型の営業が新規開拓に向いている事に気付きました。そして、当たるＤＭ、当たるＨＰ、当たるセミナーなど、いろんな成功手法が出来て、一年間の新規開拓売上が5,000万円を超える営業部門を確立することが出来ました。

その後、2014年に前職で一緒に仕事をしていた江畑税理士と独立をしました。独立当初は右も左も分からず、どこに事務所を作るかから始めました。いろんな視点からマーケティングを行ない、絶対に失敗しない出店エリアとは？を考えて、ひとつの答えを出しました。

それが銀座でした。何故、その場所なのか？

資金も少ない、ブランド力も無い会計事務所を相手にしてくれるのは新設法人しかない、そして日本で一番多く新設法人があるのが、中央区、千代田区、港区の3エリアというデータからそこに決めました。

本当にお金が無かったので、事務所賃料も10万円以下に抑えて、デスクはネットで1万円くらいのモノを購入して自ら組み立てました。ＰＣも6万円くらいものを使ってました。僕らは前職の会計事務所のお客様には手を出さないし、支援を受けないと決めていたので、売上もゼロからスタートしました。開業当初は、いろんな施策を試しました。一部をお話しさせていただきますと

セミナー営業では

葬祭業とのタイアップセミナーを行ない、棺の前でセミナーしてました。
仕事も取れませんでしたね～（笑）、セミナー営業では自社開催がヒットしました。そこで4社の顧問先、年間売上300万の獲得をしました。セミナー営業の難しい所は、集客と追客です。これを深堀りすると、セミナーのネタをどうするか？キャッチコピーは？オファーは？など、様々な要因を線に変えて、新規獲得に繋げる必要があります。

ＤＭ営業では

お客様の会社設立サポートでは価格競争もあり競合が激しい、会社設立してからも2週間以内にＤＭが15～20通くらい届く状況なので競合が激しいので、切り口を変えたアプローチと発送タイミングを考えて行っていました。月間5件ほどお問合せを頂いて、4社くらいの新規獲得することが出来ました。

これまでいろんな営業施策を行ない、開業してから3年で従業員も3名（正社員）雇用することが出来るまでになりました。
今後も更なる高みを目指して、年間売上1億円、3億円、5億円と実現して行きたいと考えております。

しかし一方で、いろんな税理士の方々と交流をしていると、様々なお悩みがある事を聞きます。売上が下がってきている、顧問先が解約になった、職員が定着しない、うまく新規開拓が出来ないなど、先日も昨年に独立した税理士の方とお話をさせていただきました。先生は赤坂の会計事務所で勤務されてから独立して、30代と若く、知識も豊富な方でした。前事務所のクライアントをメインに年間500万の売上がありますが、事務所の売上を上げたいと強く考えておられてました。そこで私は、これまでの取り組みを包み隠さずお話させて頂き、頑張って下さいとお伝えしました。

私は先生が帰った後、何か出来ることは無いのか？自分に問いかけました。

そこで税理士の方々との情報交換をさせていただき、
会計事務所の支援サービスの開発しようと考えております。