経理の仕事/会計入力について
初めまして。
4月から税理士事務所で働いている南谷と申します。
本日からこちらのブログを書かせていただくことになりました。
よろしくお願いします。
社会人として働き始めて早くも2カ月が経ちましたが、まだまだ学ぶことは多いです。
しかし、先輩たちが優しく教えてくれるので、毎日楽しく仕事をすることができています!
そんな私の今の主な仕事は、「会計入力」です。
会計入力といえば、経理の方の仕事ですよね。
しかし、会計入力と一言で言っても、初めての方にとっては分からないことだらけかと思います。
私ももちろんそのうちの一人です。
ですので、まずは今月のブログ内容は、私が会計入力で疑問に感じたこと、分からなかったことなどをまとめ、皆さんにご説明していきたいと思います。
本日は
- 会計入力とは何のために行っているのか
- どのように入力すればいいのか
この二つのことについて説明させていただきます。
まず、会計入力を簡単に説明しますと、パソコンの会計ソフトを利用し、日々の取引等を領収証やレシートを参考に記帳していくことです。
この会計入力、皆さんは何のために行っているのかご存知でしょうか?
新人経理さんの中には、意外と知らない方も多いことではないかと思います。
当の私もつい最近まで知りませんでした。
大まかに分けると
- 決算を行うため
- 毎月の損益把握
- 財政状態の把握
- 予想との対比
などが挙げられます。
これは、今後の会社の方針を決めるための参考などにもなります。
たとえば売上が多ければ、経費を増やして節税しよう、逆に少なければ、
経費の支出は抑えようといった具合に、資金のやりくりの基準のようなものになります。
このように入力をしたデータは、これからの会社の方針を決める、
「指標」のような役割を担います。
何のためにデータを入力しているのか。
分からないまま入力をするよりも、目的が分かった状態で入力をすることができれば、気持ちもスッキリしますし、仕事に以前よりもやりがいを感じることができると思います。
次に、入力するデータの内容についてです。
項目の種類は使用するパソコンソフトにより多少異なりますが
- 日付
- 課税区分
- 相手科目
- 金額
- 取引先名
- 摘要
になります。
この六つの項目を簡単に説明していきたいと思います。
日付
まず日付です。これは基本的には領収証に書いてある日付をそのまま入力すればいいわけですから、簡単ですね!
しかし、領収証に「発行日」「支払日」など、日付が二つある場合、どちらを入力すればよいでしょうか。
日付は、「清算した日」を入力します。
ですので、この場合は「支払日」を入力することになります。
クレジットカードなど、後からまとめて払うようなものの入力には注意しましょう!
課税区分(消費税)
消費税の課税区分は「課税」「非課税」「不課税」の三種類があります。それぞれを説明しますと、
課税→税金がかかること
課税の対象:国内取引
事業者が事業として行った取引
対価のあるもの
資産の譲り渡し、貸付、役務の提供など
不課税→ 課税対象ではない取引。
非課税→課税対象になじまないもの。社会的政策的配慮から消費税を課税しない取引。
となります。入力しているうちに課税の対象になるもの、ならないものは自然と覚えることができると思いますが、
その中でもわかりにくいもの、注意するようなものを今後ご紹介していきますね。
相手科目
相手科目は、領収証に書いてある商品を見れば大体のものはわかります。(切手を購入したのであれば通信費など)
しかし「この商品はどの勘定に入るかわからない」ということは多々あると思いますので、そちらのほうも今後ご説明させていただきますね!
もし、何を買ったのかがわからない場合は、社長に聞いてみましょう。
金額、取引先名
そのまま入力すればOKです。
わかりやすいですね!
摘要
何に使ったのかを書く項目です。
先ほどの切手の例でいえば、切手を購入しているので「切手代」などになります。
- - 心がけたいこと - -
入力は、正確に行うことを心がけましょう!
スピードも大事ですが、それよりも大切なのは正確さだと思います。
ですので、最初はゆっくり、慣れてきたら正確さに+αでスピードも取り入れられるといいと思います。
最後に、このブログは私ともう一人の、二人で交互に更新していく予定になっています。
次回の更新は6月8日(木)、もう一人の新人ちゃんの担当です。
是非次回も見てくださいね!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!